日展は、明治40年に文部省美術展覧会(文展)として第1回が開催され、後に帝展や日展など時代の変化とともに名称を変更しながら現在の改組新日展へと繋がってきた日本最大の公募展です。詳しくは日展ホームページで。
日展の巡回展は旧広島県立美術館の時代は2年に一度広島で開催していましたが、新しい県立美術館になってからは、県民ギャラリーの展示壁面が少なすぎる関係で、巡回展が行われなくなってしまいました。平成20年に福山美術館で開催した以降、広島県内では残念ながら巡回展は行われておりません。
現在広島で日展の作品が鑑賞できるのは、日展入選経験者が中心となって作っている広島日展会の展覧会となります。
光風会は、明治45年に創設された美術団体です。今年第107回の展覧会が東京の国立新美術館で開催されました。光風会は地方組織を持ち広島県の場合光風会広島として活動しています。光風会の巡回展は毎年広島県立美術館にて開催しており、今年も7月に本展からの巡回作品を含め150点余りの洋画と工芸作品が展示されます。
広島光風会の活動や巡回展については広島光風会のページをご覧ください。